日立インダストリアル
プロダクツ製品
100年の技術力
新しい時代を切り開いてきた、 圧倒的な技術力。
新しい時代を 切り開いてきた、 圧倒的な技術力。
日本の近代化、戦後の復興、高度経済成長期、エレクトロニクスの発展、そしてIT社会の到来。時代の転換点には、いつも日立の技術と製品がありました。日立インダストリアルプロダクツは、受け継がれてきた技術力をさらに進化させ、これからも新しい時代を切り開いていきます。
ポンプ製造開始
久原鉱業所傘下東京佃島機械製作所(日立ポンプ部門の前身)創立、ポンプの製作開始。

5馬力モータ
日立は久原鉱山の機械修理工場として創業。最初の製品は、5馬力のモータでした。以降100年以上にわたって、日立はつねに先進の技術力で、鉄鋼、上下水、科学、交通、電力などの分野で広く世界に貢献し、新しい時代を切り開いてきました。
ターボブロワ初号機納入
水銀整流器(パワーエレクトロニクスのルーツ)

大型ポンプを製作
日立のポンプ製作は、のちに日立と合併する東京佃島機械製作所が製作したポンプが始まりです。合併後は日立の亀戸工場となり、1918年に150馬力の大型ポンプを開発。大型ポンプ製作の礎を築き、鉱山、土木、上下水道、農業、ビル、工場、家庭向けなど、幅広い分野にポンプを供給し続けています。
往復圧縮機初号機
回転圧縮機初号機

新型軸流ファン製作開始

揚水発電所用の大型ポンプ
1950年頃の日本では、ダムによる水力発電が主流でしたが、電力不足による停電がたびたび起きていました。日立は1952年に、国内最大規模・最大出力となる21,000kW大型ポンプを開発。画期的な大型ポンプとして高く評価され、やがて海外でも広く認められるようになっていきました。
半導体整流器初号機(半導体による
パワーエレクトロニクスのルーツ)
試験機1号機として
シャシダイナモメータ納入

インバータ初号機納入
1920年代に開発・製品提供をはじめた水銀整流器に代わるものとして、1950年代からは半導体電力変換装置の開発に挑みました。電気精錬・化学工業向け電源、電動機・発電機の励磁用電源、鉄道の車両・鉄道地上変電所の整流器、鉄鋼圧延システムの駆動用電源など、電力変換技術の適用先を拡大するなか、半導体デバイスの進化や、市場ニーズに応えるかたちで、交流電力を供給するインバータを開発しました。
無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power System)初号機
東海道新幹線用として
主電動機の初号機を納入1964年(東京オリンピック開催)に営業運転開始
新幹線用台車走行試験装置納入
可変速モータドライブ
インバータ初号機納入
D.VECTROL-C初号機出荷(主機モータAC化対応高性能ドライブ装置)
オールデジタル制御・トランスレス高効率UPS
省エネ高圧ダイレクト
インバータ出荷開始

エジプトのトシュカポンプ場
国土の大部分が砂漠地帯であるエジプトでは、緑地を増やす国家プロジェクトが進行中で、トシュカポンプ場もそのひとつ。ナイル川流域のダムを経由して東京都とほぼ同じ広さの土地を緑化する計画で、日立は21台の大型ポンプを納入し、2004年に完成しました。

「第38回技能五輪国際大会(フィンランド・ヘルシンキ)」「CNC*マシニング職種」で
金メダル獲得
*CNC(Comuputerized Numerical Control):機械工作において工具の移動量や移動速度などをコンピュータによって制御すること
メガソーラ向け直交電力
変換装置(PCS)
鉄道車両回生電力
吸収装置(B-CHOP)
鉱山用ダンプトラック向け
ACドライブ装置

米国・カリフォルニア州の
エドモンストンポンプ場
カリフォルニア州の南北約960kmを貫く長大な送水路は、途中に約600mもの高低差があるため、超高圧かつ低消費電力の強力なポンプが必要でした。日立は、当時世界最高効率の8万馬力タービンポンプを開発。高い技術力で、南カリフォルニアの水資源確保に貢献しています。

「第41回技能五輪国際大会(英国・ロンドン)」「CNCマシニング職種」で
金メダル獲得

英国の高速鉄道に参画
鉄道発祥の地・英国では、1998年から国内初の高速鉄道専用線の建設が始まり、日立はその路線を走る高速鉄道車両と、都市間高速鉄道計画に向けた新型高速車両を受注。これまで培った技術を進化させ、鉄道車両の要となるモータを供給し、安全で快適な運行を支えています。